こんにちは、マサスケブログです。
現在、芸能界の第一線で活躍している芸能人の中には、今の姿からは想像つかないような壮絶な過去を持つ人も多くいます。
さまざまな壮絶な経験をしてきたからこそ、それぞれが活躍する舞台でその人にしか出せない魅力を発揮できているのかもしれません。
そんな芸能人の方々のエピソードを聞くと、どれほどの苦労に襲われながら、努力を積み重ねてきたのだろうと改めて尊敬する部分が見えてきます。
今回はそんな中でも特に壮絶な過去を持つ明石家さんまさんについてお話ししたいと思います。
母の他界、父の再婚
兄と２人兄弟のさんまさんは、3歳の時に母親を亡くしてしまいます。
そして、小学生になると父が再婚、その継母には連れ子の男の子がいました。
しかし、その再婚にはさんまさんからすれば少し問題があり、それは実の息子ばかり可愛がり義母だったそうです。
ある時、継母が酒を飲みながら、「私の子供は、三男だけ」と言っているのが壁越しに聞こえ、子供だったさんまさんは兄と２人でよく泣いていたたそうです。
それからさんまさんは、母に興味を持ってもらおうと、笑いを取るために必死に面白い発言ばかりしていましたが、しかし、いつもまるでいないかのように継母に無視されていたそうです。
それでも、さんまさんは、その弟さんとは仲が良く、とても可愛がっていていました。
弟さんも、さんまさんが言うことがすべて正しいと思っていて、さんまさんのことをとても慕っていたそうですね。
このことが原因で、さんまさんはお酒が苦手になり、お酒を飲む女性も苦手になってしまったのだそうです。
こんな大変な幼少期に続き、さらに大きな悲劇がさんまさんを襲います。
![明石家さんまの若い頃に「変わっていない…」 現在はプロデューサーとしても活躍！ – grape [グレイプ]](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2021/07/s-13627_02.jpg)
突然の弟の死
そんな明石家さんまさんに懐き、さんまさんも可愛がっていた弟ですが、１９歳の時に火事が原因で亡くなってしまいます。
さんまさんは大好きな弟さんの死について、こう語っていました。
ぼくのことを、昔から、すごく尊敬してくれるやつでね。ぼくがいうことは、すべて正しいと思っていたみたいですよ。
自分にも、それから他人にも、素直に自分をさらけだせるやつでしたね。ぼくもサッカーやったけど、チビのほうがすごいんですよ。サッカー部のキャプテンで、インターハイにも出たし、国体選手にも選ばれたしねえ……。
去年の10月、大阪のぼくのマンションに遊びにきたとき、今度のワールド・カップをふたりで一緒に見に行こう。キップはぼくが買っとくからって、約束しとったのに……。
まだ納得できません、あのチビが死んだなんて……。
その時、さんまさんはお笑い芸人として、すでに冠番組を持つほど人気がありました。
しかし溺愛していた弟を失ったショックに、番組でも笑いがとれなくなってしまったそうです。
本気で芸人を辞めようと考えたこともありましたと当時のことを語っています。
そんな窮地を救ってくれたのが、同期であるオール巨人さんでした。
オール阪神・巨人の阪神さんが、同じ舞台に出演した際に、阪神さんが観客がいる舞台の上で、はなった言葉は、「おまんち、兄弟焼いたんだってな」と、さんまさんにツッコミました。
こんな大直球のツッコミに、頭の回転の早いさんまさんは、”これは阪神さんの愛情だ”とすぐにわかり、「材木切れたんで、焼いたんや」とボケで言い返し、舞台も大成功に終わりました。
舞台後、さんまさんはオール阪神さんに「ありがとう、これで辞めないで済むわ」と涙しながら感謝したそうです。
生きてるだけで丸儲け
人気スター大忙しだったさんまさんですが、1985年8月12日、フジテレビでのいつものように「オレたちひょうきん族」の収録がありましたが、収録がこの日は予定より早めに終わったため、いつも搭乗する日本航空123便よりも、一つ早い便にその日変更したそうです。
そして、その乗るはずだった123便が、日本史上最悪の事故「日本航空123便墜落事故」が起きてしまいました。
これには、さんまさんもショックのあまり、次のラジオの生放送で、言葉が出てこず話せなかったそうです。
いつも笑って明るいさんまさんに、こんな辛い経験があるとは、テレビでは微塵にも見せなかったですが、彼がいつも言う座右の銘は、「生きてるだけで、丸儲け」。さんまさんの悲しい経験からきているものからだと思います。
さんまさんに子供が出来た際に、この言葉の「生きる」「丸儲け」の言葉をとり「IMARU」さんと名付けたとも語っています。
まとめ
ずっとテレビ業界の大スターに君臨しているさんまさんにも、笑えない過去や生い立ちがあり、さんまさんを見る目が変わりますね。
そういう辛い過去の持ち主だからこそ、他人の痛みがわかる人の笑いは心に届くのでしょうね。
今後のさんまさんの心温まるお笑いに大注目ですね!!
以上、マサスケブログでした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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